Rene van Helsdingen
Onyx - Helsdingen Jazz 1986
Relukreul Records (Holland) 1986
RL1 U002 (LP)
sleeve : EX-(側面一部/角擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1970年代後半より活動するインドネシア・ジャカルタ生まれのオランダ人ジャズ・ピアニストRene van Helsdingenが、自身のレーベルRelukreul Recordsから1986年にリリースしたアルバム。side AはEgbert van Gruythuyzen(dr)、Stefan Lievestro(b)、Peter Guidl(ft,sax)が参加したカルテット編成で、1曲のみBjorn Walingがドラムを担当しています。Rene van Helsdingenのエレガントなピアノ・ソロをフロントに配した、すうっと心に染入ってくるとても美しい演奏によるミスティックなモダン・ジャズを披露しています。鈴木良雄辺りのニューエイジなジャズに通じる美しいサウンドのA2なども素晴らしいですが、Peter GuidiのオーガニックなフルートとBjorn Walingの開放的なドラミングが音場をワイドに広げる、ECM北欧勢を彷彿とさせるコンテポラリーなエスニック・ジャズ・チューンB5がなかでも最高です。(Chee)