Masayuki Takayanagi “Action Direct”

高柳昌行
Action Direct
ALM-Uranoia (Japan) 1987
UR-6 (LP) インサート
sleeve : NM-
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)

50年代よりジャズ・ミュージシャンとして活動し、60年代後半よりフリー・ジャズへと傾倒、その後は実験的な即興演奏を展開し独自の音楽観を築き上げた偉才ギタリスト、高柳昌行が1987年にコジマ録音のレーベルALM-Uranoiaからリリースしたアルバム。1985年に東京の芝にある増上寺のホールで行われたライヴで、録音は小島幸雄が行っています。後に展開されるプロジェクト＜アクション・ダイレクト＞の最初期音源で、鐘の音や金属音、ヴォイスなどの具体音も交えながら、テーブルに置いたギターに多量の機材を経由させて発するフィードバック・ループを用いたドローン・ノイズが空間を埋め尽くす強烈な音響作品ですが、どこか一貫した波の揺らぎのようなものを感じさせます。

A1: DKY Weather Alert
B1: Loop Road