
養老孟司
唯脳論
筑摩書房 (Japan) 2004
ちくま学芸文庫 (Used Book) 19刷, 単行本, カバー
size : 10.6 x 14.8 x1.6cm 150g
condition : VG+(カバー表面折れジワあり)
音楽のお供に。。。
解剖学者、養老孟司さんのベストセラー『バカの壁』(2003)へと繋がる1989年刊行の名著。とても面白いですが難しい話が多いので重要と思えるところだけ読むのが良いかと。
文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、そして心…あらゆるヒトの営みは脳に由来する。「情報」を縁とし、おびただしい「人工物」に囲まれた現代人は、いわば脳の中に住む—脳の法則性という観点からヒトの活動を捉え直し、現代社会を「脳化社会」と喝破。さらに、脳化とともに抑圧されてきた身体、禁忌としての「脳の身体性」に説き及ぶ。発表されるや各界に波紋を投げ、一連の脳ブームの端緒を拓いたスリリングな論考。