
荘村清志
12の歌・地球は歌っている
Toshiba Records (Japan) 1977
TA-72039 (LP) 帯, インサート
sleeve : VG+(角1ヶ所わずかに潰れ,汚れ)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
スペインのギタリストNarciso Yepesに師事しマドリッドで修行し、イタリアなどでも講演を多数行った後に帰国、1969年に日本デビューしたギタリストの荘村清志による1977年リリースのアルバム。言わずもがな日本を代表する現代音楽家の武満徹が全編の編曲を手掛け、アメリカのスタンダード・ナンバーから映画音楽、大正時代の愛唱歌、さらにはビートルズのナンバーまでを素晴らしいアレンジとガット・ギターの演奏で披露しています。まったく刺のない穏やかなサウンドがとても心地良く音場に浮遊します。難しいことは一切なく、ただただ気持良い音楽です。武満徹のこういったアプローチは貴重ですね。インサートには詩人の谷川俊太郎のエッセイが掲載されています。アートワークも秀逸。
A3: Summertimes
A4: A Song of Early Spring