高橋悠治
パーセル最後の曲集
Denon (Japan) 1975
40X-9023-ND (LP) 4 channel, キャップ帯, インサート
sleeve : NM(IN SHRINK)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Iannis Xenakisのもとで音楽理論を学び、一柳慧、武満徹らと並び世界的に活躍する現代音楽家/作曲家/ピアニストの高橋悠治による1975年リリースのアルバム。17世紀イギリスの作曲家Henry Purcellの作品を引用しながら、クラヴィコード、 ハープシーコード、ピアノ、エレクトリック・ピアノ、チェレスタ、エレクトリック・オルガンを用いながら新たな解釈のもと再構築した、いかにも高橋らしい自由な発想による音楽となっています。シンセサイザーは使用されていませんが、それらしい音に聞こえる瞬間もあったり、B面の最後には自然音も聞こえてきます。前年に発表されたJ.S. Bachのフーガをシンセサイザーで演奏した『The (Electric) Art of the Fugue”』とあわせて聴きたい1枚。稀少な4チャンネル盤。2チャンネル・ステレオでも高音質で再生可能です。