Anthony Braxton “Three Compositions of New Jazz”

Anthony Braxton
Three Compositions of New Jazz
Delmark Records (US) 1974
DS-415 (LP)
sleeve : EX-(側面一部/角擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)

シカゴの前衛芸術組織AACM出身で、60年代以降100を超える作品を残し様々なリード楽器を演奏するAnthony Braxtonによる1968年発表の初リーダー・アルバム。Leroy Jenkins、Leo Smith、Richard AbramsといったAACMの同士が参加し、それぞれが多様な楽器群を演奏しています。A1とB1はBraxton特有の図形楽譜のようなタイトルがつけられており、さまざまな打楽器群やヴォイスが螺旋状にちりばめられた音の集合体とでもいうべきサウンドスケープを展開。当時のシカゴ・アヴァン・ジャズがいかに斬新かつ先鋭的であったかと物語ります。この意匠は70年代後半以降にGeorge LewisやDouglas Ewartら次世代ミュージシャンへと引き継がれていきます。オススメ。1974年リリースのジャケ違い再発US盤です。

A1: (840M) - 44M - 44M - Realize
B1: The Bell