
Gilbert Amy / Anton Webern
Collection Domaine Musical
Victor (Japan) 196x
Victor (Japan) 196x
VX-89 (LP) コーティングジャケット, インサート
sleeve : EX-(一部薄い汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,再生音に影響ない薄く小さなスリキズ数本あり)
日本ビクターの<ヨーロッパ現代音楽撰集>シリーズの第3弾としてリリースされたアルバム。Olivier MessianやKarlheinz Stockhausen、Pierre Boulezらと並びトータル・セリエリズムを追求したGilbert AmyとAnton Webernの作品を収録。WebernによるB面はオペラチックであまりピンときませんが、注目したいのがAmyによるA面。A1のは12の楽器による重奏。A2はフルート、ハープ、ピアノ、ヴィブラフォン(マリンバ)のためのコンポジションで、古くはMichel Portalや90年代から2000年代にはFred Frithとも共演作品を残すパーカッショニストのJean-Pierre Droutが演奏に参加しています。どちらもセリエルの典型的技法ですが、音の響きに耳を傾けると面白い音像が見えると思います。