細野晴臣
フィルハーモニー
Yen Records (Japan) 1982
YLR-28001 (LP) 1st. pressing, インサート MAT: 111/112
sleeve : EX-(薄い汚れ)
media : EX-/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,A:再生音に影響ない程度の薄く細かいスリキズ一部あり)
ガイドブック『obscure sound〜桃源郷的音盤640選〜』『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』掲載。細野晴臣による1982年リリースの通算6枚目のソロ・アルバム。『Technodelic』と『BGM』を発表後、Yellow Magic Orchestraが事実上解散状態となっていた1981年に制作され、細野が立ち上げたレーベルYen Recordsの第1作目として発表された作品。加藤和彦、立花ハジメ、上野耕路らが参加。Linn Drum、Prophet-5、MC-4などのシンセサイザー/シーケンサーに加え初期型サンプラーのE-mu Emulatorを導入し、多量の民族打楽器やボイスのサンプリングを存分に駆使した超傑作。エクスペリメンタルなアプローチが際立ったA3/B2/B5、『Technodelic』よりもさらにエッジの効いたエレクトロニック・ミュージックを披露したA4など、細野晴臣ならではのポップな趣向の楽曲と非常に実験的な趣向の楽曲が交互に収録されているところもユニーク。B2を聴いてもらえると良く分かりますが、音の粒立ちも異常なまでに凄いです。歴史的名盤。
A3: Luminescent/Hotaru
A4: Platonic
B2: Birthday Party
B5: Air-Condition