ヒルミ・リットのカーヌーン
トルコの音楽
Barclay (Japan) 1973
GT-5016 (LP)
sleeve : EX-(やや色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
日本における世界の民族音楽研究の第一人者である小泉文夫と、ミュージック・マガジンの編集者として長きにわたり音楽の紹介や批評を行ってきた中村とうようが監修する、キング・レコードの<民族音楽シリーズ>から1973年にリリースされたトルコ民族音楽のアルバム。トルコを代表するカーヌーン奏者Hilmi Ritによる演奏を収録しています。いくつかの伝統的な施法を軸にダルブッカによるリズムとともに即興演奏や民族舞踊曲を演奏していますが、その響きはどこか日本人にも懐かしみを覚えるのは、アジア極西の国でありシルクロードの起点でもあるトルコと日本の根底的な民族文化の共通性があるのだと思います。とても心地よい音色です。
A1: ニハベンド施法のタクシームと踊りの旋律
B2: メヴラーナ