横山勝也
前衛尺八の旗手 横山勝也の世界
Polydor (Japan) 1976
MF 7001 (LP) 帯, 8ページインサート
sleeve : EX-(WC,角わずかに潰れ,ごく薄い汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1963年に新しい音楽の創造を目的に作曲家の三木稔らとともに日本音楽集団を結成、翌年には山本邦山、青木静夫とともに流派を超えて<尺八三本会を結成、1967年には武満徹作曲「ノヴェンバー・ステップス」で小澤征爾指揮のもとニューヨーク・フィルと公演、その後も古典の枠を超えたさまざまな前衛的活動を続けた尺八奏者、横山勝也によるアルバム。A面には「ノヴェンバー・ステップス」と並び武満徹が日本の古典楽器のために作曲した名曲「エクリプス」を鶴田錦史の琵琶との二重奏で15分を優に超える長尺で収録。B1は自身のオリジナル曲である尺八の独奏、B2は高江州義寛作曲の尺八/箏/打楽器の三重奏で、宮下伸の箏と小倉敏夫の打楽器とともに演奏。言わずもがな、山本邦山と双璧をなす前衛尺八の世界を余すことなく堪能できる名盤です。楽曲の解説や対談が掲載された8ページブックレットが付いています。ジャケットには高江州義寛のサインが。
A1: エクリプス
B1: 魔切
B2: ニライの海 第3楽章