Michael Nyman
Decay Music
Obscure/Polydor (Japan) 1982
25MM 0160 (LP) 帯, インサート
sleeve : NM-
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
もともとは音楽評論家として活動し、John Cageの音楽に対して「ミニマル」という概念をもって批評し、のちの現代音楽に多大な影響を与えた人物として知られ、音楽家としてはPeter Greenaway監督作品の映画音楽を数多く手掛け、アンビエントという概念において細野晴臣や清水靖晃も感銘を受けたと公言するイギリスの作曲家Michael Nymanが、Brian EnoのObscureレーベルから1976年にリリースした1stアルバム。A面は27分、21分を超える長尺曲をそれぞれ1曲収録。A面はNymanによるピアノ・ソロで、間をとりながらシンプルなリフがたんたんと繰り返されながら徐々に変化を帯びるプリ・アンビエントなミニマル・ミュージック。B面は打って変わってNigel ShipwayとNymabnによるパーカッション・デュオで、ガムランのような音色の金属的な打楽器がミニマルに躍動するとても気持ちいい音響。1982年にリリースされた初の国内盤。インサートには故芦川聡氏による解説が掲載されています。
A: 1-100