
Ney Matogrosso
Mato Grosso
Ariola (Brazil) 1982
201.648 (LP) インサート
sleeve : VG+(SRW,側面/角擦れ)
media : VG+/VG+(薄く細かいスリキズによるわずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
70年代に2枚の強烈なアルバムを残しているブラジルのサイケデリック・バンドSecos e Molhadosのヴォーカリスト、Ney Matogrossoによる1982年リリースのアルバム。グルーヴ感のあるファンク・ビートとショーロが交互に入れ替わるA5をはじめ、Leroy BurgessやD-Trainを彷彿とさせるNYサウンドのテイストを存分に取り入れ、さらにブラジル音楽のエッセンスを捨てることなく見事に融合させたソウルフルでサウダージな世界が独特。何と言っても素晴らしいのがB3、エレクトリック・ピアノをバックにNey Matogrossoの両性具有なヴォーカルが静かに揺れるイントロから、ストリングスとホーンがエモーショナルに響くアーバン・メロウなAORディスコへと展開するディスコ・トロピカリアな1曲に酔いしれてしまいます。大推薦。
A5: Primeiro de Abril
B3: Promessas Demais