渡辺俊幸
Paused Wind
Interface (Japan) 1986
YF-7108 (LP) 帯, インサート
sleeve : EX-(SRW)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
作曲家の渡辺俊幸が1986年にInterfaceの〈Sound Museum Series〉から発表したアルバム。Erik Satieからの影響を感じさせながら、繊細なシンセサイザーの揺らぎ、透明感のあるピアノ、淡く滲むストリングス/電子音が静かに重なり合う、国産ニューエイジ〜アンビエント・ミュージックの隠れた好作。タイトル通り、風がふと止まった瞬間のような余白と静けさが全編を包み込み、映像音楽的な情景描写と、室内楽的な端正さが美しく溶け合っています。過度に装飾されることなく、柔らかな旋律と澄んだ音像で聴き手をゆっくりと導くサウンドは、80年代日本の環境音楽/ヒーリング・ミュージック周辺を探るリスナーにもオススメしたい一枚です。