
Kamal
Silhouette
Nightingale Records (Germany) 1986
LP 132 (LP)
sleeve : EX-(角擦れ,一部薄い汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
2010年頃までスロー・ペースでニューエイジ作品を発表し続けているドイツ人シンセシストMartin Oberschelpによるプロジェクト、Kamalによる1984年リリースの1stアルバム。かなりマイナーなアーティストですが、Nightingale Recordsの他のアーティスト同様、キラキラとした音色が中心に使用されたメランコリックでドリーミーなニューエイジ・シンセサイザー・ミュージックを全編に披露していて、Sky Recordsから作品を発表しているTyndallや、ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』でも紹介したInnovative CommunicationからリリースのSoftwareによる名盤『Digital Dance』辺りにクロスオーバー・テイストを加えたような作風。ミニマルなリズム・プログラミングと浮遊感溢れるシンセサイザーの音色が気持ちいい、Atlasの『Breeze』に近似するサマー・ブリーズなエレクトロニック・メロウ・フュージョンB1/B2は、現在のニューエイジ/ヴェイパーウェーヴにも呼応するサウンド。
B1: Silhouette
B2: Ebony Forrest