Tim Story
In Another Country
Uniton Records (Norway) 1983
uniton 009 (LP) インサート
sleeve : EX-(SRW,SOC,TEOC,角擦れ)
media : VG+/VG+(わずかにチリノイズが入る箇所あり,A3/B1:チリノイズが入る箇所あり)
オハイオをベースに活動するアメリカ人コンポーザー/ピアニストのTim Storyによる1983年リリースの1stアルバム。1982年に自主制作で発表したカセットテープがノルウェーの前衛インディペンデント・レーベルUniton Recordsにフックアップされアナログ・レコード化。アコースティック・ピアノのシンプルなリフレインとともにソフトなタッチのシンセサイザーが音場を浮遊するA2、リズム・マシンのシンプルなビートをバックにシンセサイザーがエキゾチックな香り漂う旋律を奏でるエスニックな趣向のA4、ふわふわと浮かぶように柔らかなシンセサイザーのドローンがどこまでも気持ちイイB1をはじめ、ドイツのHans-Joachim Roedeliusとの共通点を多いに感じさせるアトモスフェリックなアンビエント・ミュージックを披露した傑作。本作が評価され次回作はPolydorによりメジャー流通へ、さらにはWillam Akkermanの目にとまりWIndham Recordsからも作品を発表することとなるアーティストですが、エレクトロニクスの比重度が高くメディテーション効果もある 本作がやはりダントツで素晴らしいです。
B1でプレス時の問題と思われるビリつきノイズが一部入ります。
A2: Careen
B1: In Another Country