芸能山城組
東ヨーロッパを歌う 地の響
Invitation (Japan) 1976
VIH-6011 (LP) 帯, 3面見開きインサート
sleeve : EX+
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
組頭である山城祥二を中心に、DNAに約束された人類本来のライフスタイルを模索検証することが文明批判の一拠点であると意匠に掲げた実験集団として、1960年代より活動を続けるマルチパフォーマンス・コミュニティ、芸能山城組による1976年リリースのアルバム。中村とうようプロデュース。ブルガリアの民族音楽研究の第一人者でもある作曲家のPhilip Koutevと山城祥二によって編曲されたブルガリア、グルジア(現ジョージア)、ロシアの民謡を全編に収録し、ソロ・ボーカルから大人数による重厚なコーラスまで、東ヨーロッパとくにブルガリアン・ヴォイスの独特の響きをあらたな解釈のもとで体験できる貴重な作品。瞑想効果もありますね。