田村洋
弥生の笛
Toshiba EMI (Japan) 1978
TW-60020 (LP) インサート
sleeve : EX-(SPSE:背面上部軽い傷み,薄い汚れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』掲載。復元した弥生時代の笛を田村洋が演奏した1978年リリースのアルバム。1960年代に山口下関市の綾羅木郷台地の丘で行われた弥生式土器時代の遺跡発掘調査の際に色々な土器とともにふたつの土笛が発見され、それらに魅了された版画家の松岡敏行が土笛の復元を試み、演奏家の田村洋との出会いを経て本作の録音が実現したもの。田村の作曲による長尺曲が片面に1曲ずつ収録されています。土笛の音と旋律はなんともいえず素朴で暖かみがあり、マリンバ風の素焼きの打楽器や土瓶のリズムとともに柔らかな音群となって大地に同化していきます。
A: 弥生の詩
B: 土の詩