湯浅譲二
湯浅譲二個展 Live Recording
EX-House (Japan) 1979
EX-001 (LP) プラスチックスリーヴ, 三角帯
sleeve : VG+(SPSE:2cm程底面カケ/擦れ)
media : VG+/VG+(薄い擦れ/小さなスリキズによるわずかなチリノイズ/軽いチリノイズ/一部軽いプチノイズが入る箇所あり)
詩人の瀧口修造のもと組織された実験工房に武満徹らとともに参加し、日本における電子音楽の礎を築き、1950年代後半より数々の作品を残した日本を代表する現代音楽家のひとり、湯浅譲二による1979年リリースのアルバム。かつて荻窪に存在した現代音楽のライブハウスEX-Houseの主宰者である森本恭正プロデュースのもと、1977年に新聖堂荻窪本店地下ホールで開催されたライブのレコーディング音源を収録。A面は佐藤充彦(p)、吉原すみれ(per)、豊住芳三郎(ds)、藤川義明(sax)が参加した即興演奏。数字と限定された記号によって音のアタックの数と性質、音の間の休止時間が指定されているスコアをもとに進行しているとのことで、Anthony Braxtonに代表されるシカゴAACMの面々にも親和性を感じさせます。B面は寺山修司が主宰するアングラ劇団、天井桟敷による演奏詩で、距離によって分類された5種類のカテゴリーをもとに構成されています。三角形の帯とライナー付きのカードボード、プラスチック・スリーヴが揃っています。プラスチック・スリーヴをカッターで切り開いてレコードを取り出す仕様となっていたため、スリーヴ底面に開口と小さなカケがあります。無地のスリーヴをお付けします。
A: インター・ポジ・プレイ・ション(前半)
A: インター・ポジ・プレイ・ション(後半)
B: 演奏詩 呼びかわし