Karlheinz Stockhausen
Unsichtbare Chore
Deutsche Grammophon (Germany) 1986
419 432-1 (LP) インサート
sleeve : EX-(SRW,側面一部/角軽い擦れ,一部色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
セリエリズムからはじまり、群の音楽、モメント形式、フォルメ技法と発展を続け、数多くのライブ・エレクトロニクス作品も残したドイツを代表する現代音楽家のひとり、Karlheinz Stockhausenによる1986年リリースのアルバム。16のトラックにレコーディングされたアカペラと8トラックまたは2トラックのプレイバックをエディットし、独立したテープ・ピースとして完成させたエレクトロニック・ミュージック。途中でドローンのような音なども聞こえてきて、それだけで聴いてもかなり実験的ですが、ライナーノーツに記載されたStockhausen自身の解説によると、『Electronic Study I and II」「Kontakte」「Telemusic」「Hymnen」などStockhausenが過去に制作した他のテープ音楽とコンビネーションでプログラムを作成することを推奨する、とあります。DJ機器をお持ちの方はこれらの作品と同時再生をお試しいただくとより面白いかと思います。