Variou Artists
Orchestral Space '68
Victor (Japan) 1968
SJX-1003 (LP) 1st. pressing, Red label, 見開きジャケット
MAT : 1-1-1
sleeve : VG+(角軽い擦れ,見開き内部染み)
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
日本の20世紀現代音楽界を代表するふたりの巨頭、武満徹と一柳慧の企画により1968年に開催されたコンサートの音源を収録した歴史的アルバム。A1は池田光夫と前田照光の演奏による武満徹の「クロス・トーク : 2つのバンド・ネオンとテープ音楽のための」、A2は植木三郎、板橋健、真峰紀一郎、渡辺康孝の演奏による高橋悠治の「6つの要素」、A3は一柳慧と土屋幸雄の演奏によるSteve Reichの「Piano Phase」、B1は一柳慧と日本フィルハーモニー交響楽団の演奏によるJohn Cageの「Concert for Prepared Piano and Chamber Orch.」を収録。全曲日本の現代音楽史に燦然と輝く名演で大変素晴らしいですが、とくに注目したいのがB1。Steve Reichのフェイズ・シフティングによる楽曲のなかでも人力の演奏による最高峰のミニマル・ミュージックを一柳慧と土屋幸雄が見事に演奏しています。臨場感あふれるライヴ録音。ハレーションを起こす視覚効果抜群のアートワークも絶品。ゲートフォールド・スリーヴ使用のオリジナル1stプレス。見開き内部に染みがありますが、表面は綺麗な状態です。
A1: 武満徹 "クロス・トーク : 2つのバンド・ネオンとテープ音楽のための"
A2: 高橋悠治 "6つの要素"
A3: Steve Reich "Piano Phase"
B1: John Cage "Concert for Prepared Piano and Chamber Orch."