
Thierry Fervant
Univers
Philips (France) 1980
6313 106 (LP) Original pressing.
sleeve : VG+(SRW,側面/角擦れ)
media : VG+/VG+(薄いスリキズによる軽いプチノイズが入る箇所あり)
1972年にアルバム『L’aube ne s’est pas』でデビューし、その後も『Seasons of Life』や『Blue Planet』などシンフォニックな電子音楽作品を発表したフランスのシンセサイザー奏者、Thierry Fervantによる1980年リリースの2ndアルバム。Klaus Schulzeなどクラウト・エレクトロニクス勢に通じる壮大に展開するオーケストラルな構成と、旧東ドイツのReinhard Lakomyのようなデカダンなサウンドが交錯していますが、8ビートと16ビートが混じりながら進行しながらも拍はビート・ダウンで追えるというコズミック的解釈が可能なA4を聴くと、イメージ的に近いのはイタリアのディスコ・レジェンドBeppe Lodaの作品でエレクトロニクスを担当したイタリアの電子プログレ秘境Egotryaのイナたい宇宙観かなと思います。B1はGoblinの名曲「Susperia」のフランス風?
A1でプチノイズが断続的に入りますので、ご了承ください。そのほか軽いプチノイズが入る箇所がいくつかあります。
B1: Spirale
B2: Le Chateau de Feuilles