宮内庁楽部
雅楽の世界
Nippon Colombia (Japan) 1976
WZ-7017 (LP) 帯, インサート
sleeve : VG+(SPSE/TOC:取出口7mm程亀裂/テープ補修)
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
長唄、舞踊から落語までさまざまな邦楽を紹介する日本コロムビアの<邦楽精選40>シリーズから、宮内庁楽部による雅楽の演奏を収録した1976年リリースのアルバム。解説によるとインドシナ、ペルシア、中国、韓国を経由して8世紀に日本へ渡来し、神楽、東遊、久米舞、大和舞などの日本古来の音楽と融合したものとあります。木管楽器、打楽器、弦楽器の大人数アンサンブルで、箏や琵琶などの弦楽器が基本的なリズムの機能を持ち、木管楽器が長い和音を演奏しています。日本人には馴染みがありどこかで耳にしていると思いますが、あらためて聴くといわゆるドローン・ミュージックで、倍音成分もかなり放出されていてトバされます。録音も素晴らしく音に飲み込まれそうになります。