Various Artists
日本の太鼓
Nippon Colombia (Japan) 1995
COJF-9182 (LP) 帯, インサート
sleeve : EX+(側面一部わずかに擦れ)
media : EX+/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B:再生音に影響ない薄いスリキズ1本あり)
日本の音響機器メーカーDenonのエンジニアによって改良されたドイツのカッティング・マシン名機Neuman VMS-70やカッティング・ヘッドSX-74などを使用してカッティングされたラッカー・マスターから1回のみのメッキ工程で制作されたメタル・マスターを用いたハイ・フィデリティ・レコード。1995年の発売からもわかるとおり、メディア・フォーマットの主流がCDへ完全移行した時代に制作された超ニッチな趣向の1枚で、音圧よりも音質へのこだわりに重きを置いています。収録内容も素晴らしく、長野県諏訪市の御諏訪大子、独特の文化を持つ埼玉県の秩父太鼓、津軽大太鼓、大江戸助六太鼓など、日本各地のプリミティヴなパーカッション・ミュージックを楽しめますが、とくに注目したいのが、世界的に活躍する和太鼓集団の鼓童とジャズ・ピアニストの山下洋輔によるパジャアンサンブルが共演したA1、沖縄の読谷村で結成された和太鼓集団、残波大獅子太鼓の演奏B1。