近藤譲
時の形 / 撚り III / 二重奏曲 / 静物
ALM Records (Japan) 1983
AL-27 (LP)
sleeve : EX-(角わずかに擦れ,一部薄い染み)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1968年に『モノローグと5つの断片』でデビュー以降、150を超える作品を残した日本の現代音楽家、近藤譲による1983年リリースのアルバム。高橋アキ(p)、小林健次(vl)、篠崎史子(harp)、佐藤紀雄(g)、NHK交響楽団が参加。A1はピアノとオーケストラのための作品で、カッコで括られた音響の推移で構成された複合体の音楽。B1はヴァイオリンとピアノのための作品で、1978年より続く「撚り」を題材とするスコアの3作目。B2はハープとギターによるユニゾンの合奏。B3は8つのヴァイオリンによる多重録音作品。いずれもミニマルな要素も多分に感じさせながらゆるやかに進行する単音や持続音で構成された、ポスト・アンビエント的視点で聴きたい素晴らしい楽曲です。大推薦。帯、インサートはもともと付属していません。
A1: A Shape of Time
B2: Duo
B3: Still Life