宮下伸
驚異のサウンド /三十絃の世界
Victor (Japan) 1977
SGS-3 (LP) 帯, インサート, ポラロイド写真
sleeve : EX(一部ごく薄い汚れ)
media : EX-/EX(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり, A:再生に影響ないわずかな歪みあり)
純邦楽にとらわれずインターナショナルな演奏活動を現在も続けている箏・三十絃奏者の宮下伸が、1981年にVictorの<デジタル超絶のサウンド>シリーズからリリースした傑作アルバム。三十絃は山田流箏曲家の宮下秀冽の考案により作られ、従来の箏に桑部て高音域と低音域の幅が広く、打楽器的なサウンドをも鳴らすことができる大型の箏。A面は打楽器奏者の佐藤康和(Yas-Kaz)とのアンサンブルで、古今東西多量のパーカッションとともに宇宙的な響きを創造。B面は三十絃の箏による9分42秒の独奏。いずれも完全に古典の枠を超えたアヴァンギャルドな意匠が凄過ぎ。ぜひ聴いていただきたい大推薦盤。
A1: 銀河系宇宙のひびき「天海」(一)
A2: 銀河系宇宙のひびき「天海」(二)