邦楽4人の会
現代に生きる日本音楽
Toshiba Records (Japan) 1971
TA-9306~9 (4LP) ボックスセット, オリジナルインナースリーヴx4(薄く小さな染み)
box : VG+(SOC,TEOC,汚れ)
media : VG+/VG+,EX-/EX-,VG+/VG+,EX/VG+(わずかなチリノイズが入る箇所あり,A/B:小さなスリキズによる軽いプチノイズが入る箇所あり)
尺八奏者の二代目北原篁山によって1957年に結成され以降、国内のみならず海外でも数多く公演し、邦楽の魅力を世界に発信し続けたグループ、邦楽4人の会による1971年リリースの4枚組ボックスセット。メンバーは時代により異なりますが、本作は北原篁山(尺八)、後藤すみ子(箏)、矢崎明子(三絃,箏)、菊地悌子(十七絃)の4人で、段物と呼ばれる箏曲の代表とされる八橋検校作曲の「六段の調」や都山流の始祖である初代中尾都山作曲の「岩清水」と古典の独創曲からはじまり、間宮芳生や諸井誠、池辺晋一郎ほか現代音楽の作曲家によるオーケストラや四重奏曲まで、変遷する現代邦楽のありようを体験できる貴重な内容。B2以降はすべて現代邦楽です。音質も大変素晴らしく、邦楽器の音色の魅力を存分に味合うことができます。帯/ブックレットは付属していません。