 
      高橋悠治 
 サティ/ピアノ作品集(2) 
 Denon/Nippon Columbia (Japan) 1979 
 OX-7165-ND (LP) インサート 
 sleeve : EX-(側面一部/角擦れ,やや色あせ) 
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/軽いチリノイズが入る箇所あり)
Iannis Xenakisのもとで音楽理論を学び、一柳慧、武満徹らと並び世界的に活躍する現代音楽家/作曲家/ピアニストの高橋悠治による1979年リリースのアルバム。家具の音楽=アンビエント・ミュージックの概念を世界で初めて考案したと言われるフランス人作曲家、Erik Satieの楽曲を全編に取り上げたシリーズの第2弾で、本作では1912年から1915年までのあいだに作曲された『諧虐の時代』と呼ばれる時期の作品8曲に加え、1917年作曲の「官能的なソナチネ」を収録。各作品にはSatieによる言葉が添えられていて、ライナーで高橋悠治自身が述べている「無声映画の画面に対する字幕のような役割」という説明が非常に印象的。音楽そのものもまるでBGMのように感じられるあたりも、後のアンビエントを予言するかのよう。
 B2 : Sports et Divertissements
 B2 : Sports et Divertissements 
  B3 : Sports et Divertissements
 B3 : Sports et Divertissements
