高橋悠治
John Cage: プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード
Denon (Japan) 1975
OX-7059-ND (LP)
sleeve : VG+(SPSE:4cm程天面裂け,側面/角擦れ,汚れ)
media : VG+/VG+(light surface noises.)
Iannis Xenakisのもとで音楽理論を学び、一柳慧、武満徹らと並び世界的に活躍する現代音楽家/作曲家/ピアニストの高橋悠治による1975年リリースのアルバム。言わずもがな20世紀における最重要前衛音楽家John Cageが1946年から1948年にかけて作曲した「プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード」を演奏したもので、グランドピアノの弦のあいだに釘やビスを差し込んで、音の響きに歪みを持たせ、指で弦を弾いたり叩いたりと打楽器のようにリズムを奏でたミニマリズムあふれる音楽を全編に収録。親指ピアノなどアフリカの民族打楽器との共通性やインドネシアのガムランのような雰囲気を多分に感じさせます。高橋悠治の解釈と演奏が実に素晴らしいですね。
A5: 第1インターリュード