
Friedrich Gulda
Message from G. I
I
MPS Records/Teichuku Records (Japan) 1980
ULS-3183~4 (2LP) 見開き/テクスチャージャケット, 帯
sleeve : EX(見開き内部ごくわずかに汚れ)
media : EX/EX,EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1950年代初期より第一線で活躍し、スタンダード/モダン・ジャズ畑でありながら、1971年作『Fata Morgana』や1977年作『Nachricht Vom Lande』など、スペーシーかつカオティックなコスミック・ジャズ名盤を残しているオーストリア・ウィーンを代表する名ジャズ・ピアニスト/コンポーザーFriedrich Guldaによる1980年リリースのアルバム。オーストリア・ウィーンのGrosser Musikvereinssaalで3日間にわたり行われたコンサートのライヴ音源を収録した第2弾。アコースティック・ピアノとクラヴィコードを使用し、自身のコンポジションのほかMozart、Debusseyの作品を取り上げていますが、その解釈はまったく次元の異なるもので、氏ならではのエモーショナルでコスミックな世界に昇華されています。C1はまるでブラジル音楽のようにも聞こえるところが不思議です。大推薦。
C1: Selbstgesprach im Kasgraben
D1: Poem