インテリア
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Alfa Music (Japan) 2024
MHJL 372 (LP) Clear vinyl, 帯, インサート
sleeve : NEW
media : NEW
『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』に掲載。沢村満、日向大介、野中英紀、別当司からなるグループ、Interiorが細野晴臣主宰のレーベル<Yen>のサブ・レーベル<Yen Medium>から1982年にリリースした1stアルバムの復刻盤。細野自らがプロデュースを手掛け、エレクトロニクスとアコースティックを融合した独特の世界観によるひんやりとした感触の先鋭モダン・ミュージックを全編に展開した超名盤。アメリカのニューエイジ・レーベルWIndham HIll Recordsの創始者Willian Akkermanに見出され、本作を再編集し1985年に発表された同名アルバムからは除外されてしまった、ソリッドかつハード・アンビエンスなニューウェーブ・エレクトロA4/B3が最もハイエッジかつディープ。大大推薦盤。
復刻に際し、私Chee Shimizuが解説の執筆を担当。音質もオリジナルの雰囲気を残しながら現代的かつ温かみのあるサウンドにアップデートされていて、オリジナル盤をお持ちの方でも楽しめる内容となっています。
A4: N.F.G.
B3: Cold Beach
B6: Park
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細野晴臣プロデュース
ついに成しとげられたハードアンビエンスの第一弾
40年余の時を経て遂に復刻!
中間音楽、今ふたたび。
1982年に細野晴臣と高橋幸宏が主宰するYENレーベルから発表され、1985年に米ウィンダム・ヒルから編集盤が世界発売された、インテリアのデビュー・アルバム。ニューウェーヴ、環境音楽、現代音楽をも統合した先端的モダン・ミュージックが、40年余の時を経て遂に復刻。
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エリック・サティの「家具の音楽」を連想させる整然と端正、それでいてどこかミステリアスなネーミングを冠したこのグループが80年代に残した作品にふたたび、光が当てられる。これは昨今におけるアンビエント/ニューエイジの世界的再興によらずとも大いに意義があり、80年代日本の音楽シーンにおける特異点ともいえるこのグループの音楽を丸ごと体験する絶好の機会である。
Chee Shimizu
テクノロジーと洗練を融合させたインテリア(ズ)の作品は、今日においてもなお通用するかたちで存在し、その音楽はまるで、これから訪れる未来へと優雅に滑空していくようである。
ジャズやロックの典型的なダイナミクスを超越することで、彼らはホーム・リスニングに心地よく溶け込むような、淡い音景を生み出したのだ。
Spencer Doran (Visible Cloaks)