
Charles Loos, Ali Ryerson
Charles Loos, Ali Ryerson
European Music Distributors Ltd. (UK) 1989
EMD 89001 (LP)
sleeve : EX+(角わずかに擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
珍しい1枚が入荷しました。フュージョン・グループAbraxisやニューウェーヴ・バンドCosのメンバーとして活動し、1986年に発表されたSteve Houbenと Claude Mauraneとのトリオ作品『HLM』をガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』でも取り上げたベルギー人鍵盤奏者Charles Loosが、クラシックとジャズの素養を持ち、80年代に頭角をあらわしたアメリカ人フルート奏者のAli Ryersonと共演した1989年リリースのアルバム。Philippe Aerts(b)、Jan De Haas(ds)、Arnold Massart(synth)とのクインテット。A1のみMichael Formanek(b)とFelix Simtaine(ds)が参加しニューヨークのスタジオで録音されたトラックを収録。静謐なアンビエンスのなかに漂うフルートの旋律とテンションを抑えたピアノのバランスが非常に素晴らしいアーバン・コンテンポラリー・ジャズを全編で披露しています。ECMの北欧勢にも通じるサウンドスケープです。
A1: Macedoine
B1: Ritournelle
B4: Historie Pour Elles