Chick Corea, David Holland, Barry Altschul
A.R.C.
ECM Records/Polydor (US) 1977
ECM 1009 (LP)
sleeve : EX-(角潰れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Miles Davisに見初められ『In a Silent Way』『Bitches Brew』『On the Corner』をはじめとする重要作品に参加、自身のリーダー作品としても1972年発表の『Return to Forever』で一大フュージョン・ブームを巻き起こしたピアニストChick Coreaを中心に、David Holland(b)、Barry Altschul(per)が加わったトリオによる1971年発表のアルバム。Coreaの可憐なピアノ・ソロからはじまり、モーダルなインタープレイを経てインプロヴィゼーションに突入する、Wayne Shorterの名曲カバーA1をはじめ、初期ECMを象徴するようなフリーでエクスペリメンタルな精神に溢れた作品。Paul Bleyと双璧をなす1枚かと。この時代からすでに透き通るように高音質な録音を実践していたECMのレベル・ポリシーに驚愕です。こちらはカヴァーアートを変更して1977年にリリースされたUS盤。
A1: Nefertitti
B1: Vadana