Egberto Gismonti & Academia de Dancas
Sanfona
ECM Records (US) 1981
ECM-2-1203 (2LP) Promotional copy, 見開きジャケット
sleeve : VG+(DJS,SOC,SPSE:背面/天面一部傷み,角擦れ)
media : EX+/EX+,EX-/EX+(C:再生音に影響ない薄いスリキズ数本あり)
ブラジルの天才アーティストEgberto Gismontiによる1981年リリースのアルバム。Mauro Senie、Zeca Assumpcao、Neneといった名手たちが参加したカルテット編成のグループAcademia De Dancasによる演奏と、Gismontiによるソロを収録した2枚組。ディスク1はECMならではのコンテンポラリーな空気感を漂わせながらも曲構成や展開などが非常にプログレッシヴな志向で、Gismonti流ブラジリアン・シンフォニック・ジャズとでも言うべき作風が大変素晴らしいです。ディスク2はGismonti節全開の超テクニカルなブラジリアン・ギターが、ときにはスコールのように、ときには木漏れ日のように降り注ぐ、極めてセンシティヴな内容。全編張り詰めた空気感が全体を支配する、いわずもがなスピリチュアルでオーガニックな音世界。ディスク1はノルウェー・オスロで録音され、Jan Erik Kongshaugがミキシングを担当し、ディスク2はECMの本拠地ドイツ・ミュンヘンで録音され、Martin Wielandがミキシングを担当しているところも注目です。
A1: Maracatu
C1: De Repente
D3: Carta De Amor