Friedrich Gulda
Music for 4 Soloists and Band No. 1
MPS Records/Teichiku Record (Japan) 1980
ULS-3199-P (LP) Limited edition
sleeve : EX(天面わずかに色あせ)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1950年代初期より第一線で活躍し、クラシック畑でありながら1971年作『Fata Morgana』や1977年作『Nachricht Vom Lande』など、スペーシーかつカオティックなコスミック・ジャズ名盤を残しているオーストリア・ウィーンを代表する名ジャズ・ピアニスト/コンポーザーFriedrich Guldaが1965年に発表したアルバム。Guldaが本格的なジャズ・コンポジションに挑んだ作品で、J.J. Johnson(tb)、Freddie Hubbard(tp)、Sahib Shihab(bs,ft)をソロイストに迎えるほか、Euro Jazz OrchestraとしてRon Carter(b)、Mel Lewis(ds)、Herb Geller(as)、Rolf Kuhn(ts,cl)、Kenny Wheeler (tp)ほか多数のジャズ・ミュージシャンを招いて録音されています。クラシックの形式を用いてジャズの可能性を拡大するという意匠が見事に昇華されたドラマティックな展開がいかにもGuldaらしく、大変素晴らしいです。