George Antheil
Music for Violin and Piano
Orion (US) 1973
ORS 73119 (LP) テクスチャージャケット
sleeve : EX+(IN SHRINK,角1ヶ所ごく小さな剥け)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり,再生音に影響ない薄い擦れあり)
25歳のときにアメリカにおける最もラディカルな作曲家として評価され、1959年に59歳の若さでこの世を去ったGeorge Antheilの作品を収録した1973年リリースのアルバム。本作ではヴァイオリンとピアノのためのソナタを収録時代的にはシュトラウスらヨーロッパの後期ロマン派にも被りますが、ストラヴィンスキー やバルトークらのような民俗性に共通する複合リズムと反復性、後に登場するミニマリズムを先駆する旋律の連鎖が特徴的かつ刺激的。Ronald Erickson(violin)とNathan Schwartz(p)による演奏も素晴らしいです。Marcel Duchampらとともにアメリカにおけるダダイズムを先導したアーティストMan Rayがアートワークを手掛けているところもポイント。オススメです。
A1: Sonata No.3
A2: Sonata No.1