Harvie Swartz
Underneath It All
Gramavision/Canyon Records (Japan) 1982
C28Y 0091 (LP) インサート
sleeve : EX-(SPSE:2cm程底面剥け,一部やや色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Al Cohn、Zoot Sims、Thad Jones、Gil EvansやLee Konitzらと共演しているアメリカ人ジャズ・ベーシスト、Harvie Swartzによる1982年リリース初のリーダー・アルバム。Ben Aranov(p)、David Charles(per)、John D’earth(fh)、Erik Friedlander(cello)、Peter Grant(dr)といった、あまり知られていない面子が参加したセクステット作品で、まったく知られていないと思いますが、これは間違いなく傑作と申し上げたい1枚。オープニングのA1からいきなり精神性の高い非常に美しく繊細なコンテンポラリー・ジャズが展開、ミスティックなサウンドスケープが音場に広がるアトモスフェリックなディープ・ジャズA2、ラテン/ブラジリアン・フレイヴァーを感じさせながらスリリングに展開するB1、Ben Arnovによる美しいピアノが粒の細かい粒子となって舞うB2など、ECMにも通じる洗練された世界観を持った素晴らしい演奏。
A1: Rainbow
B2: Undernearth It All