
Jan Garbarek-Bobo Stenson Quartet
Whitchi-Tai-To
ECM Records (Germany) 1974
ECM 1041 (LP) Original pressing, コーティングジャケット
sleeve : EX+(角わずかに擦れ)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
自己探求の旅を続けるノルウェー人サックス奏者Jan Garbarekと、スウェーデンの名ピアニストBobo Stensonを中心とするカルテットが1974年にECMからリリースしたアルバム。Palle Danielsson(b)、Jon Christensen(dr)が参加。なかでも秀逸は『Organic Music Society』に収録されていたDon Cherryの名曲「Desireless」をカヴァーした、20分を超える名演B2。楽曲のもつメッセージ性に、さらにJan Garbarekの突きつめた精神性がプラスされた、非常に深いスピリチュアル・ジャズ。どこまでも広がっていくGarbarekのサックスとBobo Stensonのピアノ、Palle DanielssonのベースとJon Christensenのドラムも素晴らしく、聴いているうちになぜかJohn Coltraneを思い浮かべてしまいました。Carla BleyやJim Pepperの曲などをアグレッシヴに演奏した楽曲も素晴らしいです。
A1: A.I.R.
B2: Desireless