John Cage / Dieter Schnebel
Atlas Eclipticalis • Winter Music • Cartridge Music / Teil
Deutsche Grammophon (Germany) 1969
643 543 (LP) コーティングジャケット
sleeve : EX(角擦れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
ECMのManfred Eicherも若き日に在籍したドイツの名門レーベルDeutsche Grammphonの＜Avantgarde＞シリーズから1969年にリリースされたアルバム。A面には言わずもがな20世紀における最重要前衛音楽家、John Cage作曲による「Atlas Eclipticalis」「Winter Music」「Cartridge Music」を収録。B面にはベルリンのHochschule der Kunsteで実験音楽の教鞭もとったドイツ人作曲家Dieter Schnebelによる「Teil」を収録。CageのA面は15の管弦打楽器のアンサンブルとエレクトロニクスによるもので、レコード・プレイヤーのカートリッジを経由させた音を集音し編集/加工した「Cartridge Music」とは違い、室内楽的アプローチが大変興味深いです。SchnebelのB面はスポークン・ワードと楽器によるライブ・コンクレート的音響効果に魅了されます。
A3: John Cage “Cartridge Music”
B2: Dieter Schnebel “Teil II”