Julius Hemphill Quartet
Flat-Out Jump Suite
Black Saint (Italy) 1980
BSR 0040 (LP) IREC.
sleeve : EX(角わずかに擦れ,角1ヶ所わずかに潰れ)
media : EX-/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,A3後半:軽いチリノイズ2回あり)
1968年にセントルイスでアート・コレクティヴBlack Artists Groupを組織し、Oliver Lake、Luther Thomas、Hamiet Bluiettらとともに前衛ジャズの探求に邁進し、70年代はニューヨークのフリー・ジャズ・シーンに身を置き数々のセッションに参加したアメリカ人サキソフォニストJulius Hemphillによる1980年リリースのアルバム。Olu Dara(tp)、Abdul Wadud(cello)、Warren Smith(per)とのカルテットで、同年にイタリア・ミラノのスタジオで録音された音源を収録。フルートとパーカッションが非常に静かなテンションではじまり、鬱蒼としたジャングルを徘徊するようなイメージが想起するA1、Wadadの(電化？)チェロがまるでエレキ・ギターのように歪んだ音を発するA2など、緩急の狭間の緊張感が非常に面白いパフォーマンスを披露したA面に注目。
A1: Ear
A2: Mind (1st Part)