Kanguru
Dreaming
Larrkin Records (Australia) 1980
LRB 096 (LP)
sleeve : M
media : M/M
後にSiroccoのメンバーとして活動したパーカッショニストのGuy Madigan、プログレッシヴ・ロック・バンドMackenzie Theoryのメンバーであるヴィオラ奏者のCleis Pearceのほか、ほぼ無名のミュージシャンが参加したオーストラリアのグループ、Kanguruが1976年に自主制作した唯一のアルバム。こちらはオーストラリアの音楽を専門とするシドニーのレーベルLarrkin Recordsがライセンスした1980年の再発盤。パクハヴァジュ、タンプーラ、サロド、タブラといったインド古典楽器を使用したかなり本格的な東洋音楽に電化ヴィオラや12弦ギター、ディジリドゥーなどインディアン・クラシカルな要素をベースにアボリジニの土着要素やTerry riley的ミニマリズムを加味したサイケデリックで瞑想的なラーガ・ロックを披露した秘境盤。アメリカ西海岸のニューエイジ、Codona、OregonやEgberto GismontiといったECMのエスニック・ジャズとの共通点も大いに感じさせます。大大推薦。デッドストック未使用品です。
A1: Ras Lila (Prayer of Reincarnation)
A2: Waves of Aquarius
B1: Kanara Prakar (Evening Raga of Devotion)
B2: Invitation to Dance (Australian Raga)