Marion Brown Quartet
Back to Paris
Free Lance (France) 1980
FRL 002 (LP) コーティングジャケット
sleeve : EX(やや色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1960年代から2000年まで長きにわたり第一線で活躍したアメリカ人ジャズ・サキソフォニスト、Marion Brownによる1980年リリースのアルバム。Hilton Ruiz(p)、Jack Gregg(b)、Freddie Waits(ds)とのカルテットで、同年2月にパリのクラブ<Le Dreher>で行われたライブのレコーディング音源を収録。開放感のあるファンク・ビートにBrownの小気味良いサックスやRuizのグルーヴィなピアノが舞うA1、前年に発表された名盤『November Cotton Flower』収録曲を情緒たっぷりに演奏したA2、Greggの静謐なベースで幕を開け、有機的な空気感を維持しながら抒情的な前半からアヴァンな後半へと展開する、John Coltraneの『A Love Supreme』を彷彿とさせるB2など、素晴らしいライヴ・パフォーマンスを披露しています。特にRuizのピアノが秀逸で、グッと惹きつけられます。大推薦。
A1: Sunshine Road