富樫雅彦カルテット
スケッチ
Denon Jazz (Japan) 1977
YX-7516-ND (LP) インサート
sleeve : VG+(WC,TEOC,側面/角擦れ,汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
脊髄を損傷し下半身不随となりながらも独自の奏法を生み出し演奏活動を続けた日本が誇る偉大なるドラマー/パーカッショニストの富樫雅彦による1977年リリースのアルバム。中川昌三(ft,as,per)、加古隆(p)、翠川敬基(b,cello,per)とのカルテット。同年の3月から5月にかけて東京・芝の増上寺ホールで行われた<富樫雅彦カルテット/ファースト・コンサート>で初演された「スケッチ」のスタジオ録音盤。事前に定められたスコアのもと自在にインプロヴィゼーションを繰り広げていく、富樫が70年代に展開したフリー・ジャズの発展系と言える素晴らしい演奏。Don Cherryを彷彿とさせるミニマルなピアノのリフレインとともに様々なパーカッション群が強弱をつけながら浮遊するA1が最高です。B2はシカゴAACM勢とシンクロするアヴァン・ジャズ。