高橋美智子 & 増田一郎, 小津昌彦グループ
みだれ
Lobster Kikaku ltd. (Japan) 1981
LSM-2003 (LP) インサート
sleeve : VG+(SRW,背面ヒビ,色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
パイオニアが所有していた当時の最先端デジタル・レコーディング・システムを使用して制作された、ロブスター企画による1981年リリースの現代音楽作品。武満徹などの大御所作曲家から楽曲提供されるなど国内における現代音楽の第一人者として長きにわたり活動を続ける女性パーカッショニスト高橋美智子、1950年代より活動し北村英治や小野満のグループへの参加やレコード会社GMLを主宰するなど多方面で活躍したヴィブラフォン奏者の増田一郎がコラボレーションしたA面はマリンバとヴィブラフォンの合奏で、15分に迫る長尺で展開されるコンテンポラリーな楽曲。B1は、ジャズ・ドラマー小津昌彦による迫力のドラム・ソロ。B1はAntonio Carlos Jobimコンポーズのボッサ・ジャズ名曲をサンバ・ライクなパーカッシヴ・サウンドでカヴァーした秀逸な1曲。エクスペリメンタルなドラムもの、ムクワジュ・アンサンブルや高田みどりが好きな方にもオススメです。