Shelley Hizsch & David Weinstein
Haiku Lingo
Review Records (Germany) 1989
rere 139 (LP)
sleeve : EX(角擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
ヒト族レコードのBingさんことToshio Kajiwara氏ともライヴ・ツアーを行っているニューヨーク・ブルックリン出身ヴォイス・パフォーマーShelley Hizschが、Elliot SharpのグループCarbonのメンバーとしても活動するマルチ・アーティストDavid Weinsteinとともに制作した1989年リリースのアルバム。David Weinsteinの手によるサンプリング、シンセサイザーやスクラッチを駆使したドラマティックでありながらも過激なバックトラックのうえで、抑揚をつけながら縦横無尽に飛び交うShelley Hizschの変幻自在なヴォイス・パフォーマンスがヤバ過ぎる、ニューヨーク・アヴァンギャルドの先端中の先端。それでいてストーリー性も感じさせるところがやはり凄いところ。とくに17分を超える長尺で展開するタイトル曲B1の妄想オリエンタル感が最高。大推薦です。
A1: Power Muzak 2
B1: Haiku Lingo