松下真一
シンフォニア・サンガ / 7楽器のためのフレスク・ソール
Victor (Japan) 1974
SJX-7501~2 (2LP) 見開き/テクスチャージャケット
sleeve : VG+(WD,側面/角擦れ,一部色あせ)
media : EX/EX,EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
現代音楽の作曲家にして宗教学者、さらには数学者としても位相解析学の世界的権威である松下真一による1974年リリースのアルバム。『佛陀』一連作品など仏教をテーマにしたコンポジションを残す松下ですが、本作に収録の「Sinfonia Samgham」もサンスクリット語で仏陀とその弟子たちの集団を意味するサンガをテーマに作曲されたもの。三管編成の管弦楽に打楽器群、さらに大太鼓、小太鼓、石鎚、木片、梵鐘、尺八、笙、篳篥といった和楽器にソプラノとバリトンの独唱、混声合唱、読経などを加えた大編成で、3楽章からなる一大絵巻を表現した長編大作。D面に収録の「Fresque Sonore pour 7 Instruments」はPierre Boulezがベルリン・フィルハーモニーを指揮して演奏したこともある松下の代表作のひとつ。
B: Simphonia Samgha - Second Movement: Sila-Trsna
C: Simphonia Samgha - Third Movement: Nibbana