宮下伸
驚異のサウンド 三十絃の世界
Victor (Japan) 1977
SGS-3 (LP) インサート
sleeve : EX-(一部薄い汚れ)
media : EX/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B:再生音に影響ない薄い擦れ1本あり)
三十絃の考案者でもある箏奏者の宮下秀烈の子息で、現代箏曲の作曲家として古典の枠を超越した先鋭的な作品を残す宮下伸による1977年リリースのアルバム。ビクターの<Sound Grand Prix Series>から。A面は津軽三味線奏者の高橋祐次郎との共演で、非常にリズミックな旋律の三味線と微細かつ美麗な旋律の三十絃のコントラストが素晴らしい躍動感溢れる演奏。B面は十三絃と三十絃による即興演奏で、静謐な風景描写がなされた序章から後半に向かってテンションが上がっていくドラマティックな展開。翌年発表の『三十絃と打楽器のための”積”』同様、邦楽のカテゴライズを超えた前衛的な意匠が提示された傑作。ダイレクト・カッティングによる音質がすこぶる最高です。オススメ。