TOK
Paradox
ECM Records/Trio Records (Japan) 1979
PAP-9178 (LP)
sleeve : EX-(側面一部/角擦れ)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
加古隆(p)、Oliver Johnson(d)、Kent Carter(b)からなるジャズ・トリオ、TOKが1979年にECM傘下のレーベルJAPOから発表したアルバム。日本人が初めてECM作品に名を連ねたのはこれが最初かと思います。プロデュースはManfred EicherではなくSteve Lakeが手掛けています。加古隆の激しくも美しいピアノのタッチと、Steve Lacyバンドで腕を磨いたJohnsonの怒濤のドラミングが物凄いA1、Paul Bleyとはまた一味違う深い陰影を描く加古のピアノが素晴らしいB1、Johnsonによるトイ・ピアノと意味不明のヴォイスがアヴァンギャルドに響くアフロ・フリー・ジャズB3など、緊張感溢れるインタープレイの応酬にやられます。
A1:Paradox
B1: A Lua De Portugal
B3:Wobbly Walk Parade