黛敏郎
バレエ音楽「舞楽」 / 曼荼羅交響曲
Columbia (Japan) 1969
OS-10050-J (LP) Original pressing, 見開きジャケット, 帯
sleeve : EX-(WC,角擦れ,見開き内部薄い汚れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズが入る箇所あり,軽いプチノイズ数回あり)
50年代初期にミュージック・コンクレート、電子音楽や前衛音楽を日本に紹介し、自身もそれらに影響を受けたコンポジションを数多く発表した、戦後日本を代表する作曲家/現代音楽家、黛敏郎による1969年リリースのアルバム。日本コロムビアの<現代日本の音楽>シリーズの第1弾。A面はNew york City Balletの委嘱で1962年に作曲されたオーケストラ編成のバレエ音楽。日本の伝統的な舞楽のしきたりにならい、左右ふたつの舞をひとつに合わせたような二部構成の楽曲で、和楽器は一切使用していないところも特徴。B面の「曼荼羅交響曲」は1960年に完成し、具体的な素材は用いずに音響の集合体の構築によって仏法世界を表現した代表作。見開き内部に6ページ・ブックレットが付属したオリジナル盤。ブックレット表紙に黛の直筆と思しきサインあり。
A: Bugaku
B: Mandala Symphonie