Fito Paez
Fito Paez
EMI (Brazil) 1986
31C 064 424162 (LP)
sleeve : VG+(TEOC,側面/角擦れ,角2ヶ所シワ,ラベルA:TEOC)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Charly Garcia作品へのヴォーカル参加をはじめ、Spinattaとの共演、Juan Carlos Bagriettoなどへの楽曲提供など、コンポーザーやアレンジャーとしての才能も際立つ、アルゼンチンはサンタフェ州ロザリオ出身のシンガー・ソングライター/ピアニスト、Fito Paezのコンピレーション・アルバム。本国アルゼンチンのみならず南米各国で人気を博したこともあり、ブラジルEMIの企画で製作されたもので、1stアルバム『Del 63』と2ndアルバム『Giros』から選出された楽曲のほか、アルバム未収録曲が1曲、さらにCaetano Velosoをはじめとするブラジル人ミュージシャンが参加しリオデジャネイロでレコーディングされた「La Rumba Del Piano」が収録されています。サウンド的にはここ日本でも80年代当時、センスの良いアーティストたちにより隆盛したデジタイズなロック・サウンドですが、Paezのエッジが効いたスペイン語ヴォーカルがあるだけでグッとカッコよく感じるところがマジカルで、A4/B1/B4がなかでも最高。Spinettaが好きな方にはぜひオススメ。本国アルゼンチン盤はなく、ブラジル盤以外にはペルー盤のみ存在するようです。
A4: Cable A Tierra
B1: Narciso Y Quasimodo
B4: Yo Vengo A Oferecer Mi Corazon