
Chris Hinze, 芝祐靖, 豊英秋, 大窪永夫
萬華
CBS/Sony (Japan) 1974
SOCO 105 (LP) 帯, インサート, アンケート用紙
sleeve : NM-
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
民族色の強いニューエイジ・ジャズから瞑想系まで陶酔感のある美しい作品を数多く残すオランダ人ジャズ・フルート奏者Chris Hinzeが、『去来』『怪顚』に続いて日本の古典音楽の名手とコラボレーションした、<Super Session>シリーズの第3弾として1974年にリリースされたアルバム。本作では雅楽の邦楽器演奏家である芝祐靖(龍笛,横笛)、豊英秋(笙), 大窪永夫(篳篥)とのセッションを収録。Hinzeは各種フルートやピッコロに加えてインドの竹笛も演奏。バスフルートのソロから幕を開け、雅楽のプロローグとして「平調音取」、続いてHinzeによるオリジナル曲へと展開していきます。ありそうでなかなかないジャズ・フルートと雅楽のコンビネーションを存分に楽しめるオリエンタル・エスノ・ジャズ名盤です。
A3: 波 III 〜 萬華
B4: 無我振動